第3回 会長 長友啓典×料理研究家 松田美智子 後編

「松田美智子料理教室」にて

出席者:長友会長、松田先生/進行:若山事務局代表

松田「さあ、会長、この後は、どうしたらいいですかねぇ。マヨネーズ乗っけて、かつおぶしなのか、ネギをおいしく食べてもらおうと思っているんですけどね。」

松田「今日は味の研究会なんで、いろんな味を…。」

長友「それはいいことですよ、」

若山「どういう味かなって研究会だけど、おいしいに決まってますもんね。」

長友「そう、決まってるわけやからな。」

若山「料理研究家が作ってるんですから、おいしいに決まってるじゃないですか」

松田「ネギ、おいしいじゃないですか。甘いのとか、いろいろ味でるから、それでネギと…黒七味。」

長友「黒七味、いいねぇ。」

松田「味が足りなかったら、オイスターソースの醤油のソースをお好みで、こっちはニンニク醤油、いろいろなものが入ってる辛いソースです、お好きなものをかけてみてください、」

松田「辛いの大丈夫ですか?これ、かんずりです。6年ものなので、おいしいです。これも、また違う味で。」

長友「かんずりおいしい!」

若山「コベルニクス的展開がありますよ。作りからして違うじゃないですか。」

松田「違うって、分からないからですよ。ちゃんと、もっと研究しますから。」

松田「かんずりって合いそう。脂っこいから。」

長友「”脂っこいからかんずりがええ”とか、その感覚がええのよ。一介のお好み焼き屋じゃあ、できないってこと。」

松田「食べるラー油に軽くソース。お好み焼用に作ったらどうですか?長友ソースとか、長友ピリピリとか。なんか辛いの作ったらどうですか?」

若山「三越の銀座の上で、「ぎゅんた」って神戸から来てる店があるんですけど、辛いので、」

若山「コチュジャン?」

松田「辛いの、それだけで流行ってるんです。」

松田「最後に焼そば食べます?」

長友「すごい、コース!心得てるじゃないですか。」

若山「フルコース!」

松田「一応、デザートもあるんですよ。ココナッツをお好み焼みたいに焼いて、アイスクリームとマンゴーを添えて。」

長友「本当にフルコースや。」

長友「あぁ、焼そば。」

若山「スーパー焼そば!」

長友「石垣島ラー油、おいしいなぁ。」

若山「この土偶が、やっぱりすごいですよね。今日、大活躍。」

松田「ねぇ。やっぱりおいしいですよね。」

若山「この土偶と、さっきの一人鍋、これ最強ですね。」

松田「余熱が強いんで、最後は、ぱりっと取れますから。なんかだんだん焼そば屋のおばさんになってきた…。」

松田「あ、今ね、ラー油もある。」

長友「ラー油。」

松田「はい!残りもの焼そばです!」

長友「これやね。」

若山「最高ですね。」

松田「紀伊国屋の焼そば、結構、おいしいんです。お好み焼の残りを、こうして焼そばで食べるのもいいでしょ?」

松田「こんにゃくとか、おいしそうですね。牛筋とかね」

若山「いいと思います。」

松田「でも手間かかるんですよね。下処理とか。」

若山「鉄板焼系で人気ですからね。」

若山「やきそば、おいしいですよね。」

松田「残りもの焼そば。お好み焼っぽいでしょ?」

若山「材料が贅沢ですよね。」

松田「そんな高いもの、入ってないですよ。豚の三枚肉、冷凍エビ、キャベツは芯まで刻んだし…。四方十川ののりが、青のりっぽい味がするから。」

松田「お好み焼大好き会で、季節のお好み焼えを発信していけばいいんじゃないですか?」

若山「お好み焼って冬だったけど、春も夏も秋もって?」

松田「やっぱり季節にあった食材で。」

長友「夏は夏野菜とか。」

松田「やっぱりヘルシーな…。」

若山「それ、新しいですね。」

松田「そのうち、お好み焼きのレシピを募集して、会長に審査してもらって。」

若山「会長、食べないと分からない。」

長友「トマトソースのあれは、うまかった。」

長友「編集長後記?」

松田「なんか、文集とか新潮とかで、半ページもらうのって、いいんじゃないですか?」

若山「お好み焼は、みんな好きなんだから。やりましょう!」

松田「企画書、もうちょっとバシッとしたのをくださいよ。私がどうこうじゃなくて、お好み焼大好き会がどうで、どれだけみんなの和が保てるかとか。この震災後に暗くなった日本を明るくするのは、長友先生のお好み焼大好き会だ!みたいな。そういうやつだったら、人を推薦するのはいいけど、自分の取材に来いっていうのは、ちょっと無理なんで。」

国際的にお好み焼を

若山「話、全然違うんですけど、昨日BS見てたんですけど、伊集院さんがハワイで、すごい長時間やってましたね。いいスイングしてますね。」

長友「ハワイでお好み焼大会、やろうって!」

松田「ハワイの別荘地で、テラスで…鉄鍋だけ持って…。」

長友「これ、いけると思うよ。」

松田「カバルアでも。」

若山「儲かるわけないじゃないですか。」

長友「今ね、ハワイでアロハ将棋ってのが、流行りはじめてるのよ。」

若山「ハワイに将棋あるんですか?」

長友「ハワイに将棋連盟があるのよ。そこでハワイの子供たちにブームらしいのよ。」

若山「将棋が?」

長友「その時に、すすすいって隙間をぬって、お好み焼を。」

若山「ハワイって広島出身の人がめちゃくちゃ多いんですよ。」

松田「だってハワイにもお好み焼屋さんとか、あるじゃない。」

若山「ハワイの日本語って、広島弁ですし…。」

松田「いや、なんかそうゆうのより、よくわからないけど、カバルアオープンに行ってお好み焼を食べるっていう」

長友「ハワイ集合、ハワイ解散で。」

若山「今度の企画も最後じゃなくて、ずーっとやって行くんです。」

松田「なんかBSとかで、企画書渡しましたよ。ディレクターの女の子に、なんかBSでずーっと追うの、どうって、長友さんがいろいろな有名の人とお好み焼の話をするっていう。そしたらBSのなんかの枠でって…。」

若山「早朝番組でも深夜でも何でもいいですよね。」

松田「だったら長友君っていうキャラクターを作って、鉄板とヘラをもって、そこで火を借りて、世界をまわるんです。それで街角でもどこでも、焼いて食べるんです。」

若山「長友さんがデザインしたヘラがあるんですよ。それを広島の業者に言ってるんですよ。」

松田「それとTシャツと前掛けも作ってくださいよ。お好み焼きやる時用に。だってウェイターさんとか何着てサービスするんですか。」

松田「そっかぁ。楽しくなって、人が集まることを考えなきゃいけないですね。

アメリカ大使館に広報課っていうのがるので、そこに、それ、流したらいいじゃないですか。アメリカ大使館にいる人たちに、東京都内にこんなイベントがありますよって、告知をして。」

若山「外国人の方がお好み焼好きっていいですよね。新しい。」

松田「絵画も良さそうですしね。」

お好み焼きとデザート

松田「これ下がお好み焼きになってるんですよ。ココナッツのお好み焼。」

若山「あぁ、ココナッツだ。」

松田「巻いてもいいし、どうやって食べてもいいです。」

若山「こんなのウェブに公開したら、パクる店が続出しますよね。」

松田「ココナッツ、小麦粉だけじゃなくて、米粉を少し、いま、流行の米粉なので。米粉のものもあっていいかなって。」

松田「なんかお好み焼を食べたあと、口の中があれだから、さっぱりしたものがちょっと食べたいですよね。あんこ巻とか、暗巻とかでも冬はいいけど、夏はちょっと暑そう。」

若山「おいしい。」

松田「もちもちっとしたのがいいですよね。」

若山「こんなデザートだすお好み焼屋無いですよ。」

松田「そんなことないですよ。」

若山「この会は永久に続くので、長友さんは永久会長なんで。」

松田「視察旅行ばっかりの会長だったりして。」

若山「ロスでやり、ハワイでやり、世界中でやりましょう!お好み焼大会ね!」

松田「韓国だったら、うちの生徒に有名な研究家がいるので、そこのスタジオもあるし。」

若山「韓国だったら、チヂミですよね。行きましょう!韓国。」

松田「韓国っていいじゃないですか。近いし。ゴルフ場もあるし、冷麺もあるし、おいしいし。」

若山「ぼく、韓国、行ったことないです。会長はあるんですか?」

長友「うん、ある。」

若山「では、韓国行きましょう!」

長友「それでは。」

松田「はいー、ありがとうございました。」

一同「ありがとうございました。」